高倍率拡大鏡で精密な歯科治療
歯科でも繊細な治療が多いので、術野を拡大し大きく、明るくしてあげることが精密な治療につながります。
当院ではカールツァイス社の高倍率ルーペを使い分けて、保険治療でも精密な治療を心掛けてています。
このクラスの高倍率ルーペになってくると肉眼では区別がつきにくい、既存の詰め物と歯のマイクロな隙間などが認識出来るようになってきます。
ルーペから高い輝度のライトを術野に当てることで治療を行う歯がさらによく見えるようになります。
脳外科での手術で使われているマイクロスコープはより高倍率で術野を拡大出来、使いこなせればより精密な治療を行うことが出来ます。
歯科でもマイクロスコープを用いた治療を行っている医院もあり、マイクロスコープの導入率は上がってきているようです。
すごくいいことだと思います。
術野を拡大出来て、明るくするにはマイクロスコープは大変いいものだと思います。
(*^_^*)
うまく使こなすにはマイクロスコープを日常診療でしっかり使用していくことが必要です。
大変いいものですが、欠点としては機動性に劣ることだと思います。患者さんのちょっとした体動で焦点が外れ合わせなおす必要が出てしまいます。
保険治療が多い当院では、現状の高倍率ルーペで精密な治療や治療のしやすさに満足出来ている点などもありまだ導入に踏み切れないのが実情です。
2025年11月16日 11:31